車両状態確認証明書 日本自動車査定協会

個人売買で一番気になるのは、車両状態(修復歴など)です!

車両状態確認証明書

特に何百万円もするような車両を個人売買で売却しようと思う時は、日本自動車査定協会が発行してくれる車両状態確認証明書が信頼度アップに役に立ちます。

個人売買で高額な自動車を購入する方にとっての不安要素である「修復歴」「走行メータの改竄」といった点について、公的機関に近い団体(日本自動車査定協会)の証明書があれば、買う側も安心して高いお金を出すことが出来るので、個人売買であっても高額な車両の売買が成立しやすくなります。

日本自動車査定協会とは?

正式名称は、一般財団法人日本自動車査定協会です。

JAAI(JAPAN AUTO APPRAISAL INSTITUTE)

全国に52のネットワークがあり、『中立、公正をモットーとして運営』されています。

「北海道ブロック」「東北ブロック」「関東ブロック」「中部ブロック」「近畿ブロック」「中国ブロック」「四国ブロック」「九州ブロック」の8つのブロックが有り、それぞれのブロックに属する各都道府県に支所が設けられています。

主な業務としては、「中古自動車査定基準の設定」「査定士の技能検定試験」「査定士技能コンテスト、査定教室、査定セミナー等の開催」など中古車の査定に関することが中心となっています。

 個人売買で活用するなら

タイトルにもある通り、日本自動車査定協会では、車両状態確認証明をしてくれるので、査定をしてもらい車両状態確認証明書がある点をアピールすることで、買主に対して安心を与えることが可能になります。

そこで、査定の受け方や査定にかかる費用などについて紹介します。

東京支所のHP内、クルマの査定 こんなとき、査定協会をご利用ください (JAAI)だと

軽自動車:5,400円

普通車(3,000cc以下):7,020円

普通車(3,001cc以上):9,720円

とな記載されています。

消費税込なのか外税なのかは不明ですが、キリの悪さから税込の可能性が高いと考えられます。

さらに出張査定してもらった場合は、+4,320円(消費税込)

この査定額の設定は、全国共通なのか不明ですが、お近くの支所に確認されるのが確実です。

支所の所在地・問い合わせ先は、こちらで調べられます。

査定の申し込み先も同じです。

以下は、以前に私が利用した時の車両状態確認証明書です。

もう十年くらい前のものなので、現在も全く同じ内容かは分かりませんが、参考までに掲載しました。

修復歴なしの車両状態確認証明書

DC2の車両状態確認証明書

車両状態の具体的内容

(定置にて車体のみ)

車両確認の結果、修復歴に該当する箇所は認められません。

修復歴ありの車両状態確認証明書

BB6の車両状態確認証明書

車両状態の具体的内容

(定置にて車体のみ)

検査の結果、リアエンドパネル交換及びトランクフロア―に修理跡が認められました。修復歴有り。

まとめ

このように車両価格を大きく左右する修復歴が認められるか否かという事が一目瞭然となるので、個人売買の際には非常に役立つものとなります。

これは、売る側のみならず、買う側がこの査定を受けることを一つの条件として、契約するのも有だと思います。

個人売買の場合、ノークレーム・ノーリターンと言った条件が付くことも多いので、予め調べをしたうえで購入するのが安心・確実です。

安い車両であれば、修復歴や走行距離の改善といったことも割り切りった上で買うこともそれぞれの判断だと思いますが、高価な車両を個人売買で購入する場合は、より慎重であったほうが、後々後悔するようなことも避けられます。

正直なところ、市場価格よりも明らかに安い車両においては、オドメーターの改竄、修復歴の偽り等、安い理由が何か隠れている可能性が高いです。

車を売る時になって、騙されたと分かっても手遅れであることが大半です。

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