イタリア車売るなら
まずは、2013年の新車の販売台数から見た需要予測です。
フィアットが年間約7千台を売っており、イタリア車ではトップの販売台数です。
次いでアルファロメオが約3千台で二位。
フェラーリにおいては、約550台、マセラティは約500台、ランボルギーニが約200台と流石に高級車ということもあり、いっきに販売台数が少なくなっています。
見方を変えると、1千万円オーバーのフェラーリなどが、思いの他売れているともいえなくないですが…。
それとランチャもイタ車でしたね!販売台数は、77台。
自動車メーカー別だとこんな感じになりますが、さらに販売台数を分類すると高級車と比較的手ごろな車種に分かれます。
ということで、車種別にチェックしてみると、残念ながら輸入車販売台数ランキング2013でトップ10にランクインしている車種がイタリア車にはないです。
なんとかフィアット500が19位に食い込んで、イタリア車としては最上位に。
ですので、売る時のことを考えた場合(中古車市場)の需要を考えると少ないと言えます。
そうであるとイタリア車は、輸入車の中では売りにくいモデルが多いのではないかと予測できます。
ただし、逆の見方をすれば、販売台数が少ないという事で、希少性が生まれるモデルもありそうです。
また、そもそもイタリア車は、ドイツ車と比較した場合、かなりマニアックなカテゴリーになると思うので、中古車でも何とか手に入れたいという方は少なからずいるので、実態を見てみなければ結論は出せませんが、日本車の不人車よりは売り易い可能性があります。
イタリア車の買取相場
いくつかの車種をピックアップして、チェックしてみます。
まず、イタリア車の中では売れ筋のフィアット500です。
ざっと見渡してみると、3年で4万キロ以上など、意外と走行距離が多いモデルが多いです。
この辺のモデルをチョイスされる方は、車好きが多そうなので、利用頻度も高いのかもしれないです。
あくまでパッと見なので、断定はできません!
例えば、フィアット500TwinAir Popの4万キロですと、100万円くらいで取引されています。
新車当時の車両価格が220万円だとしたら、走行距離から考えると値崩れ感は悪くないような気がします。
フィアット500の中で売れているグレードがどれなのか分からないので、1.2のポップもチェックしてみると、こちらは逆に年間の走行距離換算だと1万キロ以下が多く見受けられます。
ツインエアの二気筒エンジンのほうは、一般の方でないというか、マニアックな方が選ばれるので、販売台数は少ないのかもしれないです。
1.2 Popの2万キロ台だと、こちらも100万円くらいでの取引です。
4万キロ台で比較できると良いのですが、ここ数か月では条件に合ったデータが見つかりません。
1万キロ10万円として換算すれば、80万円くらいになるので、車両価格が約200万円とツインエアよりも20万円ほど安いので、買取価格という面では似たり寄ったりかもしれないです。
ただし、日本車と比べて流通台数が圧倒的に少ないので、はっきり言えない面もあります。
次にアルファロメオですが、こちらは後日公開いたします。
あとは、実際に査定を受けてみてどうかですので、イタリア車の売却を考えている方は、出来るだけ多くの査定を受けて妥当な買取ラインを判断してください。
※上記参考価格は、BtoBでの取引価格です。BtoCで、車買取業者が提示する額を考えると、そこから20万円前後低い価格になると思ってください。
輸入車メーカー別