新型アクセラ(3代目)

概要から注目点、ファーストインプレッションなどを独自の目線で!

アクセラ(AXELA)3代目

3代目となる新型アクセラが、2013年(平成25年)11月21日に発売されました。

2代目のT31型が、2009年6月の発売だったので、4年とちょっとを経て、フルモデルチェンジ!

ボディタイプは、スポーツと呼ばれるハッチバックと、セダンの2タイプ。

そして、動力源は、ガソリンエンジンに加え、クリーンディーゼル(スポーツ)とハイブリッド(セダン)が追加されました。

これにより、ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車と3タイプが同一車種でラインナップされ、これまで欧州ではメルセデス・ベンツ、BMWなどではありましたが、日本車では初です。 

新型アクセラの第一印象

新型アクセラは、全車種で既に発売されているアテンザ、CX-5と同様の高効率エンジンであるSKYCTIVテクノロジー技術を搭載しています。

そのことで、低燃費も実現し、ガソリン車の全車種で、自動車取得税と重量税が75%の減税となりました。

これは、消費税も上がるので、新車を購入する者にとっては、有りがたい!できれば、100%減税(免税)になるともっと嬉しいが…。

エクステリアは、マツダのデザインコンセプトである「魂動(こどう)」をテーマに、チーターのしなやかな動きや力強い動きなどの躍動感を表現したものとなっています。


2代目である先代と見比べると、ガラッと変わり、攻撃的な印象をですが、サイドのエッジラインが美しい仕上がりですね。

新型「アクセラスポーツ」20S Touring L Package(マツダのニュースリリースより)

その他、フロントグリルは美しい五角形、リアウインドーの鋭角にすぼまるようなデザイン処理などもあって、男性的な印象が強くありますが、女性のような気品も感じられるデザインです。

CX-5もそうでしたが、ここ数年のマツダ車のデザイン性の高さに目を見張るばかりです。

そして、早速、試乗にいってきた印象から動力性能も申し分ない。

今回試乗させてもらった車種は、「20S Touring」というハッチバックタイプで、2Lエンジンを搭載し、最高出力は155馬力のガソリン車でした。

走り出して、最初に驚いたのは、先代に比べて軽快になったアクセルレスポンスです。

さらに静粛性もかなり向上していると思いました。

アクセルを踏み込むと、気持ちよく回るエンジンフィーリングが、ガソリンエンジンらしくで実に良い。

車内へのロードノイズやエンジン音の介入も、先代に比べて大幅に少ないようにも。

走り自体が別次元になったと言ってもいいと思います。

マツダ車は、トヨタや日産などのメジャー車に比べて、販売網の少なさで、目立たないメーカーともいえますが、かつてのRX7やRX8に代表されるロータリーエンジンで、一世を風靡した技術力のある車を開発している実績のある自動車メーカーです。

また、新型マツダ・アクセラは、欧州でいうならCセグメントのカテゴリーに属すカテゴリの車種で、メルセデス・ベンツならAクラス、BMWなら1シリーズ、アウディならA3、ボルボであれば今年ブレークしたV40、評価が高いフォルクスワーゲンのゴルフ7等のライバル車です。

それらの車種と比べても決して引けを取らない仕上がりになっているといって良いかなと!?

あとは、2014年1月に、クリーンディーゼルエンジンを搭載したXDも発売となるので、機会があればアテンザでは試乗できなかったクリーンディーゼルエンジンと6MTの組み合わせのタイプも一度試乗してみたいと思います。

あとXDの場合は、価格ですね!

ガソリン車やハイブリッド車と比較すると50万円以上高くなり、ほぼアテンザと同じ価格帯です。

燃費、トルクともに申し分ないエンジンですが…。

それと現時点では、ハイブリッドはセダンボディしか選べない事と、発売予定のクリーンディーゼルモデルは、ハッチバックのスポーツにしか設定がされないようなので、3タイプのエンジン(動力源)と2タイプのボディ形状が、自由に組み合わせ出来るようになると、さらに購買層が広がるのではないかと思います。


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