N-WGN(初代)

気になるポイントや第一印象などを独自の目線で解説!

N-WGN(初代)JH1型・JH2型

ホンダは、2013年(平成25年)11月22日(金)に、Nシリーズの第4弾モデルとなる新型軽自動車N-WGNを発売しました。

ホンダといえば、最近Nシリーズで絶好調!

スズキのワゴンR、ダイハツのムーブが独占していた軽自動車の販売ランキングトップ2を抜き去り、N−BOXが1位となったり、第2弾のN−BOXプラス、第3弾のN−ONEと立て続けにヒット車種を輩出してきた実績もあり、このN-WGNも非常に気になるモデルです。

ちなみに、Nシリーズの『N』は、CMでNEW・NEXT・NIPPON・NORIMONOと言っているように、故本田宗一郎氏が、乗り物のNからのネーミングだそうです。

そしてついに第4弾となる「N―WGN」が発売になりました。

N-WGN G・Aパッケージ(FF)HONDAニュースリリースより

今までのNシリーズと少し違う点としては、今回のN−WGNのみライフの後継車種であるということです。

そもそも、Nシリーズがなぜこんなに好調なのかといえば、軽自動車の規格を最大限生かしたサイズ設計にあるのでしょう。

フィットで特許を取得した、センタータンクレイアウトを採用して、室内も軽自動車とは思えないほどの広さです。


運転してみると、さすがに排気量はそのままでサイズアップした車両は重く、少々かったるい感じがしますが、しかし、そこはホンダ!排気量が決まっているなら過給機だとターボエンジンをほぼすべてのラインナップに揃えています。

エクステリアを見ると、フロントマスクはステップワゴンのような「どや顔」。

リヤの左右ガラス部分はフリードスパイクそっくりのデザイン。

N-WGN Custom G・ターボパッケージ(FF)HONDAニュースリリースより

リヤゲートを跳ね上げ、4つのドアを開けて置いてあると、まるでステップワゴンをコンパクトにしたモデルのようでもあります。

インテリアは、最近の軽自動車にはない、高級感ある仕上がりです。

メーカーやディーラーのホームページに掲載されている写真と、実際の車を見比べると、現物のほうがかなり格好いいです。

ここまでこだわって作った車種なので、当然色も重要な要素になります。

ステップワゴンやオデッセイで高級感ある色だと思う、紫のパール(正式にはプレミアムゴールドパープル・パールというらしい)色が用意されています。

ホンダのNシリーズ共通で感じるのは、値段が高い!ということですが、もはや軽自動車の枠を超えている外装、内装の高級感からすれば当然なのかもしれません。

軽自動車にダウンサイジングしても、上質感は捨てられないという方にとっては、ホンダのNシリーズ!他のメーカーの軽自動車よりも少々割高感は否めませんが、軽でもこういった選択肢があるのはユーザーにとってメリットだと思います。

運転してみると、エンジンの音は、さすがに3気筒、660ccなので軽自動車だなという感じもありますが、室内にあまり騒音が入ってこないので気になりません。

試乗してみて、そう思った方は、ターボ車も試乗してみて乗り味を比較してみるといいです。動力性能的な不満を解消できると思います!

それと燃費的にも数値だけを追っていない感じがあるホンダの軽ならカタログ燃費の半分しか走らないようなことはないでしょう。

この辺は、実際に計測してみないと分からないですが…。

あと個人的に軽自動車の中では、安全装備が充実しているのがホンダの軽だと思っています。

最低限の安全装備(VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)など)は、全車標準装備ですし、タイプ別やオプションにはなりますが、「後席のシートベルト締め忘れ警告灯」や「サイドエアバッグ」「サイドカーテンエアバッグ」「シティブレーキアクティブシステム (低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)」といった装備の数々!


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