入金の約束日に振込が無かった相談事例から
国民生活センター(ウェブサイト)のPDFファイル内で紹介されていた事例です。
インターネットの一括見積もりで知った買い取り業者に300万円で売却する契約をして車を引き渡し た。
入金の約束日の次の日になっても振り込まれないため、電話をしたら通じず、店舗に行ってみた ら、「倒産」の張り紙があった。
どうしたらよいか。
(30 歳代 男性 千葉県)
おそらくこの時点では、名義変更まで行われてない可能性が高いですが、車を取り戻すのは非常に困難かもしれません。
であれば300万円を回収したいところですが、こちらも全額は厳しそうです。債権者として大分後に幾らかは手に入るかと思いますが…。
とここまでは、私の見解なので実際にどうかは不明です。
同じ状況になってしまったらとりあえず弁護士に任せるしかないでしょう。
売買契約書では
大手の車買取では、車両と名義変更に必要な書類を渡した後、2〜3日くらいで売買代金が振込となる内容となっていることが大半だと思いますし、中小でも基本的には同じだと思います。
リスクを軽減するという意味では、大手車買取に最高値を付けてもらうのが一つの方法です。
ただし大手だからといって倒産する可能性が無いわけではないので、心配な方は、半分現金で等、条件交渉してみましょう。
あとは少し買取価格が安くなる可能性※1はありますが、現金買取業者を選択するしかありません。
※1
私の経験上、現金買取を売りにしている業者が最高値を付けた事例が少ないので、この表現を使用しています。
見方を変えると現金で車を買取している業者が少ないともいえます。