購入価格からの下落率
新車にナンバーが付いた時点(新規登録)で、その車は中古車となります。
勿論、まだ使用していなくてもです!
ですので、新車で購入した車でも、納車された時点で中古車なんです。
一般的には、その時点で購入価格の7〜8割くらいの価値といわれています。
そこで、車買取を行っている管理人へ査定の依頼が入ったと仮定し、どのくらい損をしてしまうのかを確認してみます。
ワゴンR
人気の軽自動車ワゴンR、平成24年式でグレードをFXとし、1,000キロ走行した車両を管理人が買取するとしたら、65万円くらいが上限だと考えます。
普通に査定を受けたら50万円〜55万円くらいの提示かと…。
FXの車両本体価格は107万円くらいですので、値引き等を勘案して諸費用込で115万円だったとします。
しかし、わずか千キロ走行しただけで、44%程度の下落ということになります。
平成24年9月にフルモデルチェンジした影響も考えられますが、もし売るしかない状況ならば、金銭的に大きく損をしてしまうでしょう!
プリウスα
トヨタの人気ハイブリッド車(HV)のプリウスαは、納車まで数か月待ちという状態なので、納車直後に売ったら利益がでるかも?
平成24年式でグレードをGとし、1千キロ走行した車両を管理人が買取するなら、240万円前後です。
Gの車両本体価格は280万円くらいですので、諸費用込で290万円だと仮定すると、1千キロ走行したことで、18%程度の下落になります。
金額にすると、ワゴンRと近いものがありますが、下落率で比較すると大きな違いがみられます。
それでは未使用だったらどうでしょうか?
正直、大差はなく買い取り価格で250万円付いたら上々です。
ですので購入価格を上回ることはないと思われます。
結論
車種、グレード、色、装備などや、その時々の状況によって個々の結果は変わってきますが、新車で購入したクルマを、納車間もないうちに売却するなら、確実に購入価格よりも低い価格にしかならず、損をします。