新型ジープ・コンパス(4代目)

満を持して日本でも発売となったコンパスの魅力など早速チェック!

ジープ・コンパス初代MK4924型

2006年5月には、北米で発表されていましたが、いよいよ日本国内でも正式に発売※1されることになったジープ・コンパスの印象などを率直に書いてみます。

※1:2012年(平成24年)3月3日

ジープ・コンパス公式サイト

世界中の人が「日本車ってすばらしい」といっている中で、あえて国産車に乗らずに外国車に乗るというのは、やはりそれなりのこだわりがないとできません!ことさらアメリカ車は。


外国車にもそれぞれイメージがあり、優雅なヨーロッパ車にのるのは落ち着いたハイクラスのお金持ちで、たとえいくつになってもやんちゃな人はアメ車を選ぶというのが、私の勝手なイメージです。

まぁ、試乗だけするならどれに乗ってもいいんですけど。

やっぱり買うとなると、日本車でなければヨーロッパ車を選びたいと思っていた私ですが、実はクライスラーのジープ・コンパスに乗って、ちょっと気持ちが揺らいだのも事実です。

あくまで輸入車を購入するならという前提で、最近は軽自動車がやっぱりいいなと思っている次第ですが…(汗

で、コンパスの印象に戻ると、えっ!これって本当にアメ車?クライスラー?そのわりには乗りやすいし、洗練されているんじゃないって感じでした。

乗せてもらったのはジープ・コンパスのリミテッドです。

発売当初のリミテッドは、FF(前輪駆動)モデルだったんですが、借りたのは2013年5月に国産車で言うところのマイナーチェンジされたモデルで、4輪駆動モデルです。

このマイチェンで、FFモデルはスポーツに名称が変更に!(Compass Altitude Sport)

車両価格も消費税込みで300万円を切る価格設定。

話を戻しますが、コンパスを見て感じたのは、とにかくインテリアと外見がすっごい綺麗になったということです。

ちょっと前のアメ車とは段違いに。

7スロットグリルで少しだけグランドチェロキーっぽさが残っていますが…。

とはいうものの、内装なんかは明らかに高級感があります。

ジープ・コンパス公式サイトを見てもらえれば、画像からでも分かると思います。

優雅なスタイルは、完全にヨーロッパ仕様って感じで、ジープという私の中のイメージは完全に崩壊です。

いや、アメ車なんでだけど、アメ車のよさも残しつつ、洗練されたっていうのが、ジープ・コンパスだなぁ!

見た目は大変優雅に変わったのですが、走らせてみると、アメ車ならではの武骨さは残っていて、ヨーロッパ車とはやはり違いも。

試乗した時は大柄な男性2人に加えて、結構重量のある荷物を乗せていたんですが、さすがにアメ車という感じで、トルク不足は感じません。

もちろんアクセルを踏んでいった時の加速も全然問題なし。

いやー、やっぱりアメ車はパワーがあるなって思った瞬間です。


足回りはというと低速時には固めな印象はありますが、街中を乗り回している分には気にならなかったです。

アメ車で、クライスラーで、ジープでというとガツガツとオフロードで走らせたくなりますが、ジープ・コンパスに関して言えば完全にオンロード仕様です。

ボディやシャシーは頑丈なままでも、この車なら街中もなめらかに走り回れるという気がしました。

さらに、レギュラーガソリン仕様というのがまた泣かせるポイントです。

一応カタログ上ではリッターあたり10キロというスペックで、さらにレギュラーが使えるとなると、維持費が気になる奥様方にも納得できるんじゃないでしょうか。

あくまでアメ車ならという前提です!正直、この燃費では日本では人気が出ないのは仕方ない所です。

これは、安全基準がどうのこうのという問題でないです!完全に低燃費車を求めるユーザーが大半の日本で、この燃費は受け入れがたいともいえます。

でも洗練された豪快さが欲しい人には、いい車だと思います。

万人受けする車ではないですが、SUVの非日常感が好きという人にはピッタリです。

ついでに言うと、ボストンアコースティック社のオーディオはグリルと合わさって、ほのかにアメリカングラフィティっぽい香りを漂わせています。

日本車にはない個性を持っていて、カッコいい車って結論です。

個性が良くも悪くも強い車をお求めなら選択肢にいれてみてはどうかと思います。

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