エコカーの普及促進へ向けて補助金増額
平成25年2月5日付、産経新聞の朝刊に掲載されていた記事によると、新車を購入する際に受けられる平成25年度の補助金として、経済産業省は300億円を平成25年度の予算案に計上したそうです。
これは電気自動車(EV)の普及が思った以上に進まないことから、ガソリン車との価格差をなくすることで、普及を促進するのが目的です。
さらに補助金に限って言えば、エコカーが対象なので電気自動車に限らず、補助金の対象となっているカテゴリーの車両であれば恩恵を受けることが出来ます。
ここでいうエコカーとは以下の自動車を指します。
- 電気自動車(EV)
- プラグインハイブリッド自動車(PHV)
- クリーンディーゼルエンジン車
クリーンエネルギー自動車等導入費補助事業
平成25年度も引き続きエコカー補助金以外の補助金として、エコカーに対して補助金が交付されます。
新聞記事から、この事業の平成25年度に対して、大幅な補助金の増額があるのではないかと思っていましたが、結果としては減額となりました。
それでもEV(電気自動車)の購入には、欠かせないですね!
クリーンディーゼルやPHV(PHEV)でも補助金は出るので、買い替えや自動車の新規購入を検討されている方は、活用してみてはと思います。
また今後は、徐々に減額されて行き、最終的に補助金が無くなることになるようです。
詳細は⇒平成25年度 クリーンエネルギー自動車(CEV)等導入費補助事業のご案内
ポイント!まとめ
募集期間
平成25年5月30日から平成26年3月7日(必着)まで!
(但し、予算枠を超過する場合は別途定める終了日まで)
ただし、車両登録日が平成25年4月1日〜平成26年2月28日である必要があります。
対象車両と補助金額
詳しくは⇒補助対象車両一覧(別表1)「銘柄ごとの補助金交付上限額」
※リンク先はPDFファイル。
取得財産等の処分を制限する期間
補助金を受けた場合、自由に売却することが出来なくなる期間が出てきます。
もしその期間内に売却する場合は、財産処分承認申請を一般社団法人次世代自動車振興センターへ出して、許可してもらう必要があります。
制限期間は、コチラをご確認ください。
私が見たところ軽自動車(総排気量660cc)以上の自家用車両の場合は、4年間です。
平成24年度が、6年間だったので補助金額が下がった分、期間が短縮されたのかも!?
それと財産処分承認申請書を見てみると、処分の条件として「補助金返納」「その他」とあります。
※リンク先は、平成23-24年度に補助金を受けた車両の申請書です。
期間内に売却する場合は、補助金全額を返せということになるのかと…。
クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金管理規程というのがありますが、収入とは何を指しているのか等、内容は分かりにくいです。
ということで、この部分の詳細は、現時点では不明としておきます。