車買取相場を調べる方法
まず誰にでも簡単に出来る手段としては、中古車の価値の調べ方になります。
でもこれだと、だいたいの買取相場（愛車が売れる価格）が幾ら位なのかは分かりますが、中古車市場での価値がどのくらいなのかは分かりません！
そこで中古車市場に出た場合の愛車の価値を把握するのには、車買取業者に買取りされた大半の車が出品されるオートオークション（中古車業者間オークション）での取引相場を知ることができれば一目瞭然です。
この取引相場さえわかってしまえば、この買取業者の利益は幾ら位だという事も分かります。
おおよその利益が分かるという事は、相手の懐を覗いているようなものです。
例えば、オートオークションで２００万円で取引されていることを掴んだとします。
あなたの愛車を査定した買取業者の査定額が、１５０万円だったとします。
そうすると単純計算で、５０万円の利益を見込んでいることが分かります。
※実際には消費税分があるので、１５０万円÷１．０８＝約１３９万円なので、６１万円−出品料等の諸経費。
そうであれば、もっと高い査定額であっても良いはずだと判断できます。
もし高価買取りを謳っている買取業者の姿勢が、これ以上は厳しいみたいな感じであれば、あなたから見て良い業者とは思えないハズです。
でも一概に買取業者の１台当たりの利益が５０万円だからといって悪質な業者ともいえません。ただ良心的だとも個人的には言えませんが…。
ただし、車の売主としての視点で見れば、もうけ過ぎでは？と思っても仕方ないでしょう。
車一括査定を使っていれば、このように２００万円くらいの取引相場の車両で、５０万円の利益を供与してしまうことはないですが、オートオークションでの取引価格が分かっていれば、買取業者との交渉が楽です。
では、どのようにオートオークション相場を調べれば良いでしょうか？
オートオークション相場の調べ方
是ばかりは、オートオークションの会員になるか、オークションでの取引価格が掲載されている相場本を入手するなど、なかなか一般の自動車ユーザーには難しいのが現実です。
ですので、車一括査定を使うことを推奨させて頂いているのですが、日産自動車または、トヨタ自動車の新車を購入されるなら、オークション相場を入手するチャンスがあります。
その営業所や営業担当者次第という要素が強いので、確実な方法ではないのですが、知っていて損はないと思うので、頭の片隅にでも入れておいてください。
ニッサンブランドならカウゾー、トヨタならＴ-ＵＰという車買取があります。
たいてい下取り価格は想像以上に安い価格です。
下取り価格が安いという事は、新車購入に必要な費用が多くなってしまうので、負担を少なくするためには値引き金額を増やしてもらうか、下取り価格を高くしてもらう必要があります。
でも値引き額は、昨今の人気車種（販売台数ＴＯＰ１０）だと、なかなか増額してもらえない事も多いです。大きな値引きを出さなくても購入してくれる方がいるのですから、必然ですし、値引きを増やせばお店の利益は減ってしまいますから！
かといって、もともと値引きが渋い車両の下取り価格を増やすというのも難しいことが多いです。
※交渉次第では下取り価格は高くなることもあります。
特に権限の弱い営業の場合は。
その場合、考えられるケースとしては２つ！
- 下取り価格の妥当性を説明して納得してもらう
- 車買取り等に高く売ってきてもらう
近年では、残価設定型のローンを利用される方も多いので、月々の支払い額を見て、ギリギリの値引き交渉、下取り価格交渉を行わないで契約という、店側としては嬉しいお客様が増えているみたいですが、良い条件を引き出すための交渉は積極的にされるほうが、断然お得に車の買い替えが出来ます。
この辺を文章にするのは非常に難しいのですが、高圧的な態度でとかいう意味ではないので誤解の無いようにお願いいたします。
下取り価格に限って言えば、その価格では…苦い顔をすると、1の場合でも2の場合でもオークション相場を調べてくれる場合があります。
オークションでこのくらいの取引額だから下取り価格としても妥当だという説明に使う場合、もしくは、オークション価格的に見ると車買取なら下取り価格よりも高く売れる可能性がある！といったように。
ただし、カウゾーやＴ-ＵＰとつながりが無いと厳しいですし、そのような話が出ないことも。
そのような時は、オークション相場がどうなっているのか聞いてみましょう！！
また日産やトヨタ以外でも、専門の中古車部門が下取りした車両をオートオークションに出品しているような自動車販売店もあるので、下取りした車両がどのような道を辿って販売等されるのか確認して、オートオークションを活用している場合は、教えてもらえる場合もあるので、駄目元で確認です。