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大塩小学校のバケツ稲づくり
大塩小ってこういうところ
 

大塩小学校は、児童数213人、仙石線矢本駅より北へ約4.6Km、名勝松島の北東に位置し豊かな自然に恵まれた農村地帯です。学区には、新興住宅が建ち並び、児童の半数以上が、新興住宅からの通学となっています。

学校には、推定樹齢800年の「高野槙」がそびえ立ち、さらには、校地を取り囲むように桜の大木が生い茂っています。毎年、春になると桜が爛漫と咲き乱れ、子どもたちが希望に胸弾ませた年度の始まりを飾ってくれています。

地域の方々の学校への愛着は強く、地区民・PTAとも学校の要請に対して快く協力をしていただき5・6年の「米作り」や「しめ縄作り」の体験では、地域のお年寄りの方々が喜んで支援をしてくれています。

これからも、大塩の子どもたちが、古里を愛し自分の古里に誇りを持てるようになってほしいと願っています。


 
大塩小学校では、地域の方々の支援を受けながら、特色ある学校づくりをすすめるため、総合的な学習の時間に5年生を中心に「米づくり」をテーマに活動しています。今年は、地域の特色を生かした米づくりの実践として近くの田んぼに「みやこがねもち」を植えたほか、「バケツ稲づくり」にもチャレンジしています。バケツ稲には、宮城県古川農業試験場の協力により、各地の有名な品種や昔の稲を植えてみました。
 
▼今日は中間発表会です 10月5日
今日は中間発表会。イネについて調べたことをまとめ、高学年のお友達や保護者の方々、そしてお手伝いをいただいた地域の方々に発表を聞いてもらいます。テーマは「ふしぎ大発見 米の歴史」や「びっくり米のひみつ」、「ザ・イナゴ調べ」など様々。
あるグループは実際に米の入ったアイスを試作し、みんなに食べてもらうように準備をしました。
 
「初めての発表は緊張しました」。
大丈夫、良く発表できましたよ。
  資料はみんなで協力して一生懸命作りました。
 
寿大学の方から昔の農具について説明を聞き、実際に背負ってみました。   「かかしはイネが黄色くなるころに立てます」
「なんで黄色くなるころに立てるのですか?」
「それは鳥がイネをいっぱい食べる時期だからです」
 
発表を聞く子供たちは真剣です。   リンゴ風のおいしいアイスでした。「食べて良いよ!」の一言であっという間に行列ができました。

▼イネの実りを観察しましょう 9月14日
イネの穂が出て、約1ヶ月。次第に稲穂が垂れてきました。
ちょうど今日は、理科の授業で「植物の受粉」を学んだところです。花が咲いて、受粉したイネはどのように実り、お米になっていくのでしょう。
 
今日は観察会。まずは外見をじっくり観察します。   外観を観察したら、外側のカラ(籾殻)を取って中の玄米を取り出して観察します。
 
「籾の先っちょに赤いヒゲがある品種もあるよ!」
「こっちの稲の籾はまん丸だ!」
  籾殻を取ってみると、すでにきれいな玄米になっているものや、まだ緑色のものがあります。これをかじってみると、固いものや粉のように砕けるものなど様々ありました。
 
色や大きさ、籾の形など、様々な姿のイネの実りを観察することができました。   大塩小学校5年生の皆さんです。

▼出穂しました! 8月11日
夏休み中の8月11日に学校を訪ねてみました。
今年の宮城県の水稲の穂が出る時期(出穂期)は平年より5日遅い8月10日でした。
バケツ稲は生育がやや遅れますが、各品種ともこれから穂が出てくる時期になります。
 
「紫のイネ」は葉色が鮮やかです。「黄色のイネ」の葉色の違いがわかりますか?   一番早く穂が出た(出穂)のは、北海道の「きらら397」で、早くも穂が傾き始めてきました。夏が短い地域では、早く穂を出して実るために必要な気温を確保します。
 
宮城県で一番作付の多いひとめぼれ(作付比率85%)はあと一週間くらいで穂が出てきそうです。 穂の出る時期は品種によって様々です。   砂に植えたイネは全然育ちません。土からの栄養供給や肥料は大事なのですね。
 
穂が茎から出てくるところです。   イネの花です。籾の2つの殻が分かれ、中からおしべが出てきます。天気が良いと朝の8時頃までに開花し、30〜60分すると閉じてしまいます。

▼穂の基ができた! 7月18日
そろそろ穂の基になる幼穂が出来てくる時期になってきました。
今日は夏休み前の最後の観察です。イネは草取りなど、手をかけないとうまく育ってくれません。バケツ稲の場合、この時期に特に注意したいのが「水管理」。
“水稲”だといって水を入れっぱなしにすると、ガスが発生して根がやられ、枯れてしまうことがあります。みんなのバケツ稲は大丈夫かな。
 
今日は幼穂(穂の基)調査。イネを数本抜き取り、茎をカッターで縦に切ってみます。 さあて、見えるかな?   幼穂が確認できました。大きさは7〜8mmです。
 
草丈は50cmくらいです。雑草が大きく育ち、子どもの力では抜けないほど育っているものもありました。   「バケツをひっくり返して中干しだ!」 これで、土の中に酸素を与え、根がやられることはなくなります。
 
観察のあとは、満ち満ちすわって、しっかりと記録します。   「黄色のイネは左が45cmになっていました!すごーい!なぞの草がはえています。なんでしょう?水草?でも、もうひっこぬいちゃった。あーあ、もったいなかったなあー。くろくて小さなぶったいが3びきもいる! うひゃー!」

▼民俗資料館見学  6月23日
5月の末に植えたバケツ稲は順調に生育しています。
だんだん草丈が伸びてきて、「分げつ」といって茎が増えてきました。私が小学校にお邪魔した時は休み時間でしたが、その時間に水の管理をしている子供の姿も見受けられ、愛着を持ってイネを育てている姿が見受けられました。
さて、本日は総合学習の時間を利用して、近くの公民館の館長さんにお話を聞き、昔の農機具がたくさん保管されている「大塩民俗資料館」を見学する日です。
事前に“調べ学習”で理論武装をした子供たちからは、鋭い質問が出てきそうな雰囲気です・・・。
   
バケツに移植して3週間ほどたちました。「紫大黒」に色がついてきましたが、他の品種の違いはありません。   定期的に“生育調査”をしています。
 
「どうしてお米を主食にするようになったのですか?」
「どうして直接種もみをまかないで、苗を育てるのですか?」
館長さんも答えるのにタジタジとなる場面もありました。
  「こんなに大きなノコギリで何を切るの?」
「これって、ひょっとして動物を捕まえるワナじゃない?」
公民館の館長さん、佐藤教頭先生、担任の鈴木先生は、いろいろな質問を受けていました。子供たちからは予想外のことを多く質問されました。
 
「このカゴに何を入れるか、知ってる人?」
「昔は幼稚園がなかったでしょう。そのカゴにはね、赤ちゃんがいる家の人が田んぼで仕事をする時に、子供があちこち動き回らないようにカゴの中に入れておいたんだよ。」
説明する方も、実際に使ったことのないものばかりです。
  昔の農作業風景も紹介されています。田植機や稲刈りをする機械が普及し、重労働から解放されたのは昭和40年代です。

▼バケツ田植えです  5月30日
 
古川農業試験場の協力により、「きらら397」、「あきたこまち」、「コシヒカリ」そして100年前の品種「愛国」など、品種の違いを調べてみることにしました。   佐藤教頭先生から、説明を聞いて、いよいよバケツ田植えのスタートです。
 
1つの品種を2つのバケツに植えることにしました。バケツに品種の名前をしっかり書き、間違えないように工夫です。   「ねえねえ、水はどのくらい入れるの?」
「・・・・・。」
「先生に聞いてみよう」
 
「大きくなったら、ごはんに出来るかなあ?」
「どのくらいの深さに植えたらいいの?」
 いろいろな質問がでました。
  男の子たちは、いつの間にか、水遊びでした・・・。
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