新型マジェスタ(6代目)

気になる点や魅力、印象などを個人的主観において紹介!

クラウンマジェスタ(CROWNMAJESTA)6代目S210型

「クラウン・マジェスタ」は、トヨタを代表する高級セダンで、最上位車種にトヨタブランドではセンチュリーがあり、その次がマジェスタという位置づけです。

そして、クラウンマジェスタの魅力はなんと言っても、同じクラウンシリーズでも格下のロイヤルやアスリートでは味わえないゆったりとした乗り心地を味わえる点です。

新型クラウンマジェスタS210型(トヨタニュースより)

クラウン マジェスタ公式サイト

このためマジェスタは自分で運転して楽しむというよりは、運転手付で乗る方が多いのが特徴のひとつです。

大企業の社長専用車であったり、ハイヤーのような使われ方が多いということです。

運転手付の車として乗られるくらいなので、ロイヤルやアスリートよりかなり室内が広く作られている他(確かクラウンよりもホイールベースが45mm長くなっていたと記憶)、シートに使われている素材なども高級でかなり豪華な車になっています。

なんと後席にもシートヒーターや無段階でリクライニング角度を調整できるパワーシートもFバージョンには標準装備されています。


それと旧型と大きく変わったのはエンジンです。

先代のマジェスタはV8・4.6リッターエンジンでしたが、新型では「V6・3.5リッターのハイブリッド」に変わりました。

これは燃費向上や環境性能を意識したためだと思われます。

先代までのV8エンジンは、大変燃費が悪いのが欠点でしたから。

この欠点を解消するためにハイブリッドが採用されたのだと思います。

また、マジェスタと価格的にライバルになるベンツEクラスやBMW5シリーズは、アイドリングストップや4気筒ターボなどによって、低燃費を実現しているのでマジェスタも燃費の向上が課題だったことも理由の一つといわれています。

それでもV型8気筒エンジンの魅力が忘れられないという方もいると思います。

そのような方は、現時点では「レクサスLS」という選択肢があります。

レクサスLSは、ベンツSクラスやBMW7シリーズをターゲットに作られた車で、ヨーロッパ屋アメリカでも販売される車です。

どうしてもV8に拘りたいという人は、レクサスLSを購入すれば問題ないと思います。

ただマジェスタよりも価格帯はかなり上になるのがネックです。

レクサスブランドで、クラウンマジェスタと同じ価格帯だと同じV6・3.5リッターハイブリッドのレクサスGS450hとなります。

レクサスGSはベンツのEクラスや5シリーズをターゲットに開発されたドライビングカーです。

一方のマジェスタはそうではなく、ゆったりと乗ることができる車です。

GSはハイブリッドによって3.5リッターエンジンでも4.5リッター並のパワーが欲しいという人向けの車です。

またマジェスタは中古車なら結構割安で購入することができます。

ここでいう割安とは、新車の販売価格と比べた場合です。

しかし、大きな車なので、きちん手入れされた車を購入することが重要です。

きちんと整備された車でないと普通の車より故障や不具合が生じた時に困ることになります。

部品代が高いゆえ修理費用も他の車よりも割高となるので注意が必要です。

個人的なお勧めとしては、トヨタの認定中古車で、しっかり保証が付いたマジェスタです。

カーセンサー等のアフター保証でも悪くはないですが、中古で買って長く乗るつもりなら、保証期間も長い方が結果的にお得かも!?

新型マジェスタに話を戻すと、上級車種ならではの安全装備も充実しています。

まず日産車でいうところのアラウンドビューモニター(マジェスタでは、パノラミックビューモニター)で、車庫入れ等での死角をカバーしてくれるので自分で運転する場合でも安心です。ただし、こちらはオプション装備!

次は、衝突回避系の自動ブレーキシステム(プリクラッシュセーフティシステム)もグレードによっては標準orオプションで準備されています。

ただ、他メーカーやレクサスLS等と比較すると単純なミリ波レーダー方式ということで、少々不満も残るところです。

その他、アダプティブハイビームシステム(AHS)、ブラインドスポットモニターなど充実した安全装備も!

ただ、欲を言えばナイトビュー (歩行者検知機能付) なども欲しい所です。


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