新型エクストレイル(3代目)

概要や注目の装備、印象などを独自の視点で!

エクストレイル(X-TRAIL)3代目T32型

3代目となる新型エクストレイルが、2013年(平成25年)12月16日に発売されました。

2代目のT31型が、2007年の発売でしたので、約6年ぶりのフルモデルチェンジです。

新型エクストレイルの第一印象

歴代エクストレイルの魅力といえば、何と言ってもその「タフさ」だったと思います。

一見街乗りのSUVと思いきや、悪路をガンガン制覇する走行性能と様々なツールを積み込んでくれる防水ラゲッジルーム。

アウトドア派の方にはたまらない車でした。

以前にお客様から買い取りした際、オークションへ出品するまで、エクストレイルを乗り回しましたが、砂地や砂利道をスイスイ走れて、楽しかったのが印象に残っています。

その後の洗車は、大変でしたが(汗

時計でいえばG-SHOCKのような車がエクストレイルというイメージで、この頑丈さは男性目線で見れば、非常に魅力的で、遊び倒せるタフギアとして最高のポテンシャルを持っています。


さて、満を持して登場した新型エクストレイルですが、第一印象を述べると、ずいぶん丸くなっちゃったなという感じです。

新型「エクストレイル」日産ニュースリリースより

ボディが丸みを帯び、何だか今風の外観になったと言えるでしょう。

全体的に角ばってゴツゴツした、いかにもクロカンという旧型ボディを捨てて、どちらかというとムラーノに近いデザインになった感じです。

時代の流れには逆らえなかったのか…エクストレイルよ、お前もかという感じで、少し寂しいかなぁ…。

パッと見で「悪路に強いよ」というアピールをしていた旧型の方が、個人的には好印象ではありますが、このデザインも嫌いではないです。

ただ、このデザインで、ムラーノやデュアリスとの棲み分けをどうするのか、それぞれの車種の個性をどう撃ち出すのか、今後のニッサンの戦略が気になります。

また、外観と同様に、性能も丸くなってしまったのかと思いましたが、公式サイトをみると、どうやら中身はバッチリ旧型のコンセプトを受け継いでくれているようで安心しました。

ただ、丸くなったボディのせいで、やはり街乗りの車が無理矢理悪路を走っている感じの写真には今の所馴染めません(笑)

この辺は、慣れてしまうのだと思いますが…。

新型エクストレイルのライバル車になりそうなのは、マツダのCX-5やスバルのXV、フォレスターあたりでしょうか。

12月には、ホンダから新型のヴェゼルというSUVも発売されるようなので、この辺もライバル車になるかもしれないです。

いずれにしても男心を鷲掴みするタフギアという部分では、エクストレイルが頭ひとつ抜けているような、フォレスターに分があるような現車を見ていない現段階では…。

安全・安心という部分に関しても、日産初のエマージェンシーブレーキの能力が未知なので、CX-5の「i-ACTIVSENSE」やフォレスターの「アイサイトver.2」と比べてどうなのか判断できかねます。

後は、ライバル車と比べ、燃費や排気量などでは大差というほどのものは感じられませんが、今後クリーンディーゼルエンジン搭載モデルやハイブリッドモデルが出てくるのかも気になる所です。

その他、注目の装備としては、インテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターです。

これは今の所、日産にしかない技術で、個人的にも後付のカメラ類を取り付けていますが、やはり純正で、フロント、サイド、バックといったカメラが付いているのは良いと思います。

その他にも、「ヒルスタートアシスト」、「アドバンスドヒルディセントコントロール」、「ヨーモーメントコントロール」「LDW(車線逸脱警報)」「進入禁止標識検知」「BSW(後側方車両検知警報)」「アクティブエンジンブレーキ」など、世界初の装備も含め最新の装備も!

※メーカーオプションを含む。


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